フィルムカメラ本体
ニコンSシリーズ
35mmフィルムを使用するレンジファインダーカメラ。外観や操作方式はコンタックス式。Sマウントを採用。
ニコンFシリーズ
日本光学(現ニコン)のFマウントを採用する一眼レフカメラのシリーズ。1959年(昭和34年)の「ニコンF」が発売されて以来今日まで続いており、「不変のFマウント」等と呼ばれたりもする。
F一桁台シリーズ
プロ向けのフラッグシップ機のシリーズ。Nikon F4以降はAF化された。
NIKKOREXシリーズ
普及機(中級機)のシリーズ。製造を社外へ外注していた。Nikomatシリーズ
OEM供給を試みたニコレックスシリーズの失敗をふまえて開発されたニコンFマウント廉価版一眼レフカメラシリーズ。コストダウンしつつもニコン基準の品質を守るため開発製造はニコン。機械式シャッターを備えたニコマートFT系と、電子シャッター・絞り優先AEを備えたニコマートEL系がラインナップされた。
ニコンFMシリーズ
機械式シャッターを備えたニコマートFT系を引き継いだシリーズニコンFEシリーズ
電子シャッター・絞り優先AEを備えたニコマートEL系を引き継いだシリーズFMシリーズの姉妹シリーズである。
2001年に発売されたニコンFM3Aで両シリーズは統合された。
ニコンEMシリーズ
FM/FEシリーズより下位のエントリーモデルのシリーズ。EMの後継機はFGと名称を変えた。
F2桁シリーズ
Dタイプレンズに対応したオートフォーカス一眼レフカメラシリーズ。F100(3桁だが2桁シリーズに含む)はF5ジュニアとも呼ばれ、大きくて重たかったF5の高性能を小型に凝縮した。
ボディにマグネシウム合金を採用していたり剛性も高くプロ使用にも耐える機種だった。1998年から2006年まで続いた。
F3桁シリーズ(F-)
中級~普及機シリーズ。オートフォーカスを前提としているが、F-301、F-601Mの二機種のマニュアルフォーカスカメラを含んでいた。F-801は基本性能が高く、プロのサブ機として使用されることもしばしばあった。社名がNikonに変更されて初めて投入された機種。
ニコノスシリーズ
全天候カメラ。生活防水ではなく、水中撮影が可能なシステムカメラのシリーズ。フォトミック
露出計を内蔵したファインダーのこと。ガチャガチャ
レンズの解放絞り値を物理的にカメラ本体に伝える作法のことを呼ぶ。カメラ側にレバーがあり、旧タイプのレンズの根元にあるカニ爪を噛み合わせて、
絞りを最小値に回した後に開放側に回す。その際にガチャガチャと鳴る。
露出計を連動させるために必要な作業である。
レンズ
Nikkor・ニッコール
Nikonのレンズに名付けられたブランド名Nikkor Auto
Fマウントレンズとしては最も古い部類のレンズ群。非Aiとも。レンズ絞りと露出計を連動させた自動絞り露出指示システムを世界で初めて確立した。
後にAi方式に改造されたものをAi改と呼ぶ。
Ai
Automatic Maximum Aperture Indexingの略。開放F値を自動でカメラボディに伝達する方式。対応のカメラボディには連動の為のレバーがあり、AIレンズの根本の露出計連動ガイドと噛み合って絞りの解放値が伝達できた。。カニ爪には穴が開いているので見分けが可能。
初期のレンズ群もNikon公式でAI化するサービスが行われていた。
Ai Nikkor
Aiに対応したFマウントのレンズ群。開放F値F5.6以上の明るいレンズには爪があるので旧連動方式も可能。
Ai-S
絞り込みレバーの移動量と実際の絞り込み量を比例するように改良されたレンズ。Sの有無ではレンズの描写に違いはない。
PC Nikkor
シフト・アオリができるレンズAi AF
フィルムのAFカメラ時代に発売されたレンズ。カメラボディ内のAFモーターを使用してオートフォーカスを作動させる。
デジタル一眼レフでも使用できるが、AFモーターを内蔵していない機種ではAFに対応しない。