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【初心者向け写真講座】背景ボケを作る方法

投稿者 : アルプスカメラAlpscamera on

今回は写真初心者向け記事になります。

レンズ交換式のカメラを使う醍醐味はやはり綺麗な背景の「ボケ」じゃないでしょうか?!
そんな写真の「ボケ」に焦点を当てて解説していきます。

※どこにピントが合っているかわからないボケた写真を「ピンぼけ」といいますがこれのことではありません。

被写界深度

被写界深度とは、写真のピントが合っているように見える範囲のこと。

ピントは一点の距離に合わせますが、被写界深度が深いとそのピント面の前後にもピントが合っているように見えます。 

逆に被写界深度が浅いとピント面以外はボケていきます。

被写界深度を浅くする方法を次項で説明していきます。

ボケを作るポイント

  • 絞りを開く
  • 背景を遠くする
  • 望遠レンズを使用する
  • 被写体に寄る(接写)

絞りを開く

絞りを出来るだけ開くことによって被写界深度が浅くなります。

また、レンズを選ぶ際に出来るだけ絞り値の数字が小さなものを選ぶようにします。

レンズの例)50mm F1.8

85mm F1.8のレンズを使用。人物にピントが合い、前後は綺麗にボケています。

50mm F1.4

背景を遠くする

被写体の背後の景色が遠ければ遠いほどボケが大きくなります。

左は背景がすぐ後ろにある場合。右は背景が遠く離れている場合。いずれも同条件50mmレンズ絞りはF5.6

望遠レンズを使用する

ズームレンズの望遠側を使うのもOK。広角側より望遠側の方が被写界深度は浅くなります。

ブレが目立ちやすいので手ぶれには注意しましょう。

手持ちで撮影する場合はできれば手ブレ補正のついたレンズが望ましいです。

ズームレンズの望遠側、75mmで撮影

被写体に寄る(接写)

被写体にグッと寄ったマクロ撮影では被写界深度が浅くなります。

寄れば寄るほどボケるのでボケすぎに注意して絞りを変化させましょう。

マクロレンズやマクロ付きのズームレンズで被写体に寄って撮影してみましょう。

マクロレンズMicro Nikkor 105mm F2.8を使用

レンズを交換することで、表現が無限に広がります。

写真で作品作りをするときは、腕前もそうですが、
表現したいものに合わせて、機材選びも大事です。
絵を書くときに筆や絵の具を選ぶのと同じですね。
 
★ボケ作りに向いたレンズ
  • 明るいレンズ=50mm F1.8、35mm F1.8 等
    単焦点で、F値が2よりも低いものを選びましょう
  • 望遠レンズ=85mm F1.8、70-200mm F2.8 等
    望遠寄りで、F値を解放付近で撮ることで大きなボケを演出できます。
  • マクロレンズ=MACRO 100mm F2.8等
    MACROと名前のつくレンズを選びます。
    ※Nikonは「Micro」と名付けています。
    ※MACROとつく場合でもマクロレンズではないものがありますので、
    等倍撮影(1:1)ができるかどうかを購入前に確認しましょう。

フルサイズセンサーの方がよくボケるのか

大きなボケを作りたい場合、フルサイズセンサーを搭載したカメラの方が有利になります。
同じレンズを使った場合にはボケ感はフルサイズカメラの方が大きくなりますが、
そもそも画角が違うため、比較が難しいということもあります。
 
一般的なAPS-Cサイズのセンサーでも、ボケ作りに向いたレンズを選べばボケを印象的に演出することは可能なので
既に持っているカメラがフルサイズでなくても特に気にすることはありません。
 

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